http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20090410/123937168... 制作だけで食べていける人、いけない人
1. 制作だけで食べていける人
1) 国内外の複数の有名ギャラリーが取扱い、国際展に何度か招待され、美術館で個展が
開催され、業界内外に名前が知れ渡っている(主に現代アート)。たぶん美術を志す人
の千人に一人もいないくらい。
2) 制作と生業が幸運にも一致している。必ずしも知名度があるとは限らない(イラストレーターなど)。
3) 団体展の会員で、国内の画商が取扱い、富裕層に顧客が多い。知名度はまちまち(洋画、日本画など)。
2. 制作だけでは食べていけない人
1) 国内外の企画展*1の出品歴をもち、有名ギャラリーで個展を開き、国内の業界では大
抵の人に名前を知られている。大学の先生になることが多いが、他に職業をもっている
場合もある。日本全体だと40人前後くらいだろうか。
2) 主に国内の企画展の出品歴をもち、そこそこのギャラリーで個展を開き、業界の一部
あるいはローカルでは名前を知られている。大学の先生、及び講師業が多い。東京以外
の大都市だとそれぞれ20人くらいはいると思われる。
3) 団体展などに出品しつつ、たまに個展を開き、ごく一部で名前を知られている。学校
の教員他、講師業が多い。たぶん全体の中で一番人数が多いと思われる。
4) レンタルギャラリーや市民ギャラリーなどを借りて個展やグループ展を開き、ほぼ無
名。職業はさまざま。
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