キュビズムの何が偉いの?


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001 2012/09/07(金) 20:13:57 ID:16V3jhlcE.
・絵画の表現に多角的な視点を持ち込んだから偉いの?
・そういう自由な表現や思想を広げたから偉いの?
・分析・再構成という製作の方法論が偉いの?

今の評価と当時の評価は違うが、当時でも科学や思想の方が先に行っていたと思うが?
ピカソが後に偉くなって運動に積極的に参加していたが大きいとか?

日本の浮世絵などの系譜はやがて漫画やアニメを生むが、
ヨーロッパのキュビズムはパトロンの趣味の領域から出なかった。
つまり革命ではなかったと言えないか?

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008 2012/09/11(火) 19:43:12 ID:hkghAgZtRw
>>7
漫画とアニメはそもそも別だけど、二つを一緒にして
キュビズムや野獣はで説明するのは違うだろ
別に西洋絵画で権威付けしなくても漫画の表現が面白いと説明できる
変な社会反映論や変な表現論に西洋コンプレックスを感じてしまう
素直にキュビズムとか凄い、と思えばいいんだよ
それとは別に日本の漫画の表現に近代的主体とは違ったこれからの主体(西欧近代的な成熟ではない)のヒントがあるというような分析は伊藤剛とかの著作を読むといいと思う。

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009 2012/09/12(水) 01:10:19 ID:xxbHlfJCZU
>素直にキュビズムとか凄い、と思えばいいんだよ
いや、そういう感覚的要素を否定して分析的な思考からの
アプローチがキュビズムだろ。
認識と実践とかの革命理論にも通じて、当時はそれを語るのが文化人みたいな。
今はそういうモノの捉え方は否定されているが。

今は答えを出さず(逃げて)客観的に並べてみました〜。みたいな。
 ↑
← →


20世紀芸術を座標軸で再確認してみるべきだ。
そうすればキュビズムの再評価の位置づけが分かる。

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010 2012/09/12(水) 15:44:49 ID:EBQjAwZblk
まあキュピズムにおける「分析」なんぞあいまいでてきとーなものでしかないだろう。
立体の分析、再構成というより、既存の絵画制作スタイル全般に対する
おおざっぱな「脱構築」のようなものに見える。
スレ画「アビニヨンの娘たち」にも見られるアフリカ的プリミティブに対するシンパシーも
当時の「流行」でしかない。
しかし確実に、当時のスター、ピカソがキュピズム絵画を発表してから、
絵画表現は飛躍的に「自由」になったと言える。

キュピズムという「スタイル」自体が革命なのではなく、
当時の主導的な存在である「ピカソがやった」という部分が革命なのではなかったか。

また、印象派以前からヨーロッパで浮世絵が人気があったのも、エキゾチシズムとともに
「一点透視図法」というヨーロッパ的ドグマに支配されていない2次元描写、
油彩絵画が忘れてしまっていた輪郭線の復権、という意味もあるのではなかったか。

キュピズムに対しても大きな影響を与えているように思われる。

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011 2012/09/13(木) 20:29:27 ID:m2kNKGgcC6
ピカソが影響受けた、というトロカデロの人類博物館で見たアフリカ・オセアニア美術
なんて太古のものだしな。人類の有史以来どこかで作り続けられてきた一つの様式じゃ
ないの

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012 2012/09/14(金) 21:32:30 ID:hA7mqWjEK.
>いや、そういう感覚的要素を否定して分析的な思考からの
アプローチがキュビズムだろ。

・・・つーかキュビズム知らないんでしょ?
知らないなら知らないでいいけど
教えて欲しいなら、さも知ってるフリをしないでほしい
なんか芸術とか革命とか言っているのは構わないけど
出てくる単語も文脈を踏まえてないし理解が怪しいし、支離滅裂に感じる。
悪いことは言わないから、一回自分でしっかり調べてみるのがいいよ

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013 2012/09/18(火) 05:07:37 ID:ciRZPEjbgk
技術的、描画的にこれ以上完全に「目の前」を再現出来ないとなったら、
空間とか何かを壊して、それでその完全に描写したぐらいの“対象感”を出せれば
それは描画そのものがより対象の本質に近づいている事になるんじゃね?
って考え方がキュビズム。
まあ、ぶっちゃけて言うと対偶だわな。

んで、何がエライの、凄いのって言えば、
そんな事を必要とするレベルに達しちゃってるって事が一番偉くて凄いっつうわけでw

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014 2012/09/23(日) 08:41:33 ID:PegXwSHP12
>>1
これキュビズムか?

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015 2012/09/26(水) 02:34:21 ID:DW8f/Ypxpc
>>14
キュビズムの最初期の作品という評価だ。
しかし、この作品の現代の評価は、
その後展開されるキュビズムの冷たい合理的な要素ではなく、
むしろ対極の黒人芸術の熱い精神を西洋絵画に持ち込んだところ。
表層的な黒人の造形ではなく、深層的な精霊主義など
芸術と社会の関わりを民族学の発展と共に感じ取ったのだろう。
その対極な、不協和音で、岡本太郎のいう爆発している作品が>>1

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016 2012/09/27(木) 00:33:05 ID:wefaV9ymHE
たかが絵画表現に、
偉い、偉くないと言うに違和感覚えまくりなので言い換えるが、
絵画史に詳しくない(好きじゃない)分際から言うけれど、
そもそもキュビズムって「すごい」の?

俺がすごいと思うのは、画素材の制約条件下で「美」を創出する行為だけなのだが
キュビズムにはそれが一切感じられない

一刀両断させてもらうと絵画の快楽がない
眼福がない

すごいキュビズム絵画の実例ってあるの?
まさか>>1じゃないよな?

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017 2012/10/03(水) 15:05:42 ID:dqR5YVTm5U
シュールレアリズムだのキュビズムだの、駄目なユーザーばっかりだな
『スム』だよ『スム』

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018 2012/10/13(土) 13:01:35 ID:HqALLXqKbI
>画素材の制約条件下で「美」を創出する行為
だから、これを二次的なものとしたのがキュビズムであり、
更に追求し否定したのがダダへの流れ。
しかし、キュビズムもダダイズムもパリを中心とする
ヨーロッパ芸術界・画壇の中から出なかった。

しかも、当時から文化人類学や科学技術の方が進んでいて
後付けな理論という感じ。

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019 2012/10/13(土) 23:03:59 ID:UiqIWcK1NY
>ヨーロッパ芸術界・画壇の中から出なかった。
ヨーロッパ的な美的感覚に対するキュビズムでありダダイズムだからねえ。

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020 2012/10/15(月) 01:58:33 ID:oLEZxJFd22
芸術の評価は独創的かどうかだからな。
それがその人のスタイルとして確立されているか。
そして、洗練されているか、ってところだからね。
そういう意味じゃキュビズムは評価されて当然。

「上手い」ってのはテクニックの問題であって、努力でどうにかなるレベル。
そうじゃなくて「感性」が入ってなきゃ駄目なんだよね。
そしてその感性とは全ての人が優れているわけじゃない。

評価出来ない理由はそこにあるわけだよね。それは理屈じゃないからね。

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021 2013/01/03(木) 23:43:06 ID:bXieAFQLFA
上手いの前に「何これ?凄い」だった。

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022 2013/01/04(金) 12:27:19 ID:OocOEZ7VHU
俺がすごいと思ったのはこの土偶。
ピカソ何ぞの遥か上空をゆく感じ。
真似しようにも手が届きませんがな。
太郎の太陽の塔の比じゃない。

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023 2013/01/12(土) 10:40:09 ID:eB77bSWPw2
写実でもないのに下手ではなく素人っぽくもなく凄いと言わせるだけの力感がある作品は見入るよ。

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