Gerhard Richter ゲルハルト・リヒター


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001 2012/10/22(月) 06:51:01 ID:VBNFeW.ys2
現代の世界最高の画家と言われてますが、皆さんの評価・感想は。

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002 2012/10/22(月) 07:03:42 ID:VBNFeW.ys2
自分は素人ですが、憂鬱で虚ろな質感に惹かれました

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003 2012/10/22(月) 14:44:37 ID:D5EJHmANEs
初期のインスタレーションや抽象、フォトリアリズム風の絵画を見較べてもわかるけど、
画家の視覚は何を見て世界をどう認識しているのか、認識した世界を表現することは可能か、
我々が見ているものは何か、
その間の振幅を見せるストイックな求道者だと評価してるよ。
自分はこの人とロバート・ライマンが最も好きだな。

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004 2012/10/22(月) 23:19:22 ID:gBVl6obX52
まあ現代美術家、思想家、哲学者なんて、我々が思ってるほど厳密な区切りがあるわけじゃないしな。

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005 2012/11/09(金) 14:36:01 ID:/dnt5dt65Q
>>1
サザビーズのサイト見てるのか?
こんな画が予想落札価格2億〜3億だもんな〜
本当現代アートって糞

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006 2012/11/09(金) 21:30:00 ID:w.XmwyVbcg
抽象画「アプストラクテス・ビルト(809-4)」が約2132万ポンド(約26億9000万円)で落札
(wikiより)



・・・・・・凄過ぎる

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007 2012/11/11(日) 09:47:36 ID:QALs.aYLN2
>本当現代アートって糞

リヒターについてはそう思わないな。
美術にとって重要なテーマを実に実直に掘り下げてきた。
あざとい話題作りや売り込みをやって生き残ってる人じゃないし。
いきなりただ一枚のフォトリアリズム絵画として見ては魅力半減。
これまでの真摯な仕事からつながる一枚だからこその高値だよ。

上のセリフを吐きたくなるのは、ハースト(それでも一部は良いと思う)、
中国の死体派、遠藤一郎&チンポム周辺なんかだな。

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008 2012/11/14(水) 13:24:49 ID:q5BrRxRxiA
落札結果
LOT28 286,875,000円
LOT29 286,875,000円

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009 2012/11/15(木) 07:05:07 ID:3Jxz/iFjuc
こういうの、画力だけでなく
高額で売買されるアートの世界に入り込んでいく
行動力、セールスの才能、運や人脈も無いとね・・・

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010 2012/11/19(月) 16:33:43 ID:C/DRqJtXzk
以前展覧会を見たことがある。
フォト・ペインティングと絵の具を擦ったアブストラクトの作品群で
とても大きな作品が多かったな。
>>2の印象はよくわかる。
しかしそんな中で一点だけ、温かみのある色調とやわらかな質感の、この絵が印象的であった。

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011 2012/11/20(火) 19:46:31 ID:RIadoSWnUU
>>6の作品を出品したのはエリック・クラプトン。
話題性もあったんだな。

ちなみに作家に入ってくるお金は最初に売れた金額のみで、オークションなどセカンダリー・マーケットで
いくら高値になっても一銭も入ってこない。
まあ、その結果ネームバリューも相場も高くなるので結果的には儲けるけど。

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012 2012/11/22(木) 20:01:23 ID:SdHOXLg2Bo
作品集が欲しくなって来たわ
何か買おうかな

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013 2012/12/10(月) 19:40:26 ID:/jNxTfYDqA
どうみても変身のポーズにしか見えんが

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014 2012/12/12(水) 07:11:14 ID:1yJeuPO8x.
美術あんまり詳しくないんだけど、これもしかして筆の加減でぼかし作ってるの?

展覧会で間近で見てみたいなぁ

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015 2012/12/14(金) 17:16:40 ID:82bw.tYf5Q
「フォトペインティング」の作品は、基にした写真の輪郭の甘さやボケ、ブレを克明に再現している。
実際の制作過程は不明だがもともとさほど大きくない写真を基にしているらしく、
それをかなり大きい作品に描くので、ボケぐあいも強く感じるのだろう。
展覧会を見たのがかなり前であるのと、それほど近寄って見なかったせいもあって
作品自体のマチエールについては記憶が曖昧だが、確かとても平坦だったと思うので、
割と乾いた筆で、筆跡があまり残らないように描かれていたと思う。

調べてみると「オーバーペインテッドフォトグラフ」というシリーズもあるようだ。
これは写真の上に絵の具を擦り付けているようだ。

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016 2012/12/15(土) 10:04:44 ID:nb60pdCfGY
コンセプトからして描き込みはしてないはずだよ
絵画や写真の間にある形象の認識を問題視している作家だから

>>15なんて見事だなあ。絵の具の部分なんか抽象的でいて生々しい形でありながら
実は物質感を伴った具体物でもある。となると写真との対比で抽象・具象・写真・絵画
の境界、ひいては観ているものの認識にいろんな疑問が生じる。
で、それがやっぱり「美しい」というところにこの人の凄さがあるなあ。

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017 2012/12/17(月) 13:16:11 ID:vBn0YP8GhE
[YouTubeで再生]
アブストラクトはトレードマークとも言えるでかいスクィージーと刷毛で、
プォトペインティングの方は筆と、こちらにも時にはスクィージーも使うようだね。
カンバスに写真をプロジェクターで投影して、トレースしていくらしい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Gerhard_Richte...

オーバーペインテッドフォトグラフのシリーズは小さいね。
はがきサイズのプリントに絵の具をたらしているようだ。

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018 2013/01/18(金) 11:58:11 ID:xxQMvJeFxo
これで知った

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019 2013/01/18(金) 22:34:35 ID:d8D0cNhOX.
かつて心霊写真があれほどまでにブームになったのは
「写真=世界のありのままの姿を写すメディア」
という共通認識があったから。
写真に幽霊が写ったのであれば、霊がこの世界に存在するということを説得力を持って主張できた。

しかし、デジカメ&フォトショップの登場により写真に写った世界の姿は
事後に改変可能となってしまった。デジカメ&フォトショップキルド・ザ・心霊写真。

そして現在、巷のプリクラではプリントアウトされた時点で目や肌の色に補正がかかり
「写真=自らの理想の姿を写すツール」
になりつつある。

すでに写真は「客観的な真実を写すメディア」としての役割を終えている。
リヒターがあと50若ければどんなアプローチを取っただろうか。

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